「介護職におすすめの求人サイトが知りたい」
「自分に合う求人サイトの選び方が分からない」
「転職に失敗しないために求人サイトを活用したい」
と悩んでいる介護職の人もいるのではないでしょうか。
この記事では、介護職におすすめの求人サイトをランキング形式で紹介しています。
求人サイトの選び方はもちろん、利用するメリットや利用上の注意点も解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事は、介護福祉士や介護支援専門員の資格を持ち、介護・福祉業界で10年以上働くサイト管理者が執筆しました。
介護職におすすめの求人サイトランキング
介護職におすすめの求人サイトのランキングを表で一覧にしました。
2023年9月時点
サービス名 | 公開求人数 | 特徴 |
173,300件以上
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レバウェル介護公式サイト |
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135,000件以上
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カイゴジョブ公式サイト |
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97,000件以上
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介護ワーカー公式サイト |
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8,900件以上
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かいご畑公式サイト |
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12,000件以上
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MC介護のお仕事公式サイト |
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33,000件以上
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クリックジョブ介護公式サイト |
ランキングの順位は、公開求人数や利用者数を考慮して決定しました。
すべての求人サイトが、公開求人に加えて「非公開求人」を持っています。
それぞれの求人サイトやSNSに掲載されている口コミもあわせてご紹介しています。
すべて無料で利用できるため、ぜひチェックしてみてください。
どの求人サイトも多くの利用者がいるため、良い求人からすぐになくなってしまいます。
さらに良い求人は離職率も低いため、次にいつ出会えるか分かりません。
良い求人がなくなる前にチェックするようにしましょう。
1位:レバウェル介護(旧:きらケア)
レバウェル介護の特徴
- 年間利用者数80万人
- 人間関係を重視した職場選びができる
- 高待遇の就職・転職を目指せる
- サポートありで初めての就職・転職でも安心
「レバウェル介護」は、年間80万人が利用する介護職の求人サイトです。
公開求人数は173,300件以上に及び、さらに非公開求人も扱っています。
今回紹介する介護職の求人サイトでは断トツの求人数であるため、選択肢が豊富で良い求人に出会える可能性が高い求人サイトです。
アドバイザーから掲載求人の施設内の人間関係や評判を聞くことができるため、人間関係を重視した職場選びをすることも可能です。
求人数 | 公開求人173,300件以上+非公開求人 |
運営会社 | |
設立 | 2017年10月6日 |
厚生労働大臣許可番号 | 紹介13-ユ-309623
派13-310987 |
2位:カイゴジョブ
カイゴジョブの特徴
- 累計会員数140万人
- 月間利用者数55万人以上
- 東証一部上場企業が運営だから安心
- 勤続支援金最大3万円あり
「カイゴジョブ」は、累計会員数140万人以上を誇る介護職の求人サイトです。
月間利用者数は55万人以上いるとされているため、毎日約17,000人以上の介護職が利用しています。
カイゴジョブを運営するのは「株式会社エス・エム・エス」という東証一部上場企業です。
東証一部に上場するためには厳しい審査に通らなくてはいけません。
見事厳しい審査を通過して東証一部に上場している企業が運営しているカイゴジョブは、安心して利用できる介護職の求人サイトと言えます。
カイゴジョブから求人に応募して採用され、60日以上継続して勤務すると、最大で3万円の「継続支援金」を受け取れます。
求人数 | 公開求人30,000件以上+非公開求人 |
運営会社 | |
設立 | 2003年4月4日 |
厚生労働大臣許可 | 13-ユ-190019 |
3位:介護ワーカー
介護ワーカーの特徴
- コンサルタントの対応が介護職から好評
- 地域密着で職場の様子が分かる
- 全国の介護職の就職・転職をサポート
「介護ワーカー」は、公開求人を97,000件以上持つ介護職の求人サイトです。
実際に利用した介護職からコンサルタントの対応が良いと好評です。
地域密着のため職場の雰囲気や様子を聞くことができます。
全国に12の拠点を持ち、全国の介護職の就職・転職をサポートしてくれます。
正社員だけでなく、パートや派遣、契約社員等、幅広い求人を取り扱っています。
求人数 | 公開求人97,000件以上+非公開求人 |
運営会社 | |
設立 | 2016年 |
厚生労働大臣許可 | 27-ユ-301770
派27-302147 |
4位:かいご畑
かいご畑の特徴
- 派遣で就職の場合は介護の資格講座の受講料が0円になる制度を利用可能
- コーディネーターは全員が介護資格保持
- 介護の仕事が初めての人から経験者まで幅広く対応
「かいご畑」は派遣での雇用形態を募集している求人を多数掲載しています。
派遣で就職した人を対象に、介護の資格講座の受講料が0円になる「キャリアアップ制度」が利用できるようになっているのが大きな特徴です。
介護資格講座の教室は、かいご畑の運営会社である株式会社ニーソネットが運営しています。
かいご畑のコーディネーターは全員が介護資格を持っているため、介護の仕事について理解があるアドバイザーからサポートを受けられます。
求人数 | 公開求人8,900件以上+非公開求人 |
運営会社 | |
設立 | 1999年9月 |
厚生労働大臣許可 | 27-ユ-020166
派27-029007 |
5位:MC介護のお仕事
MC介護のお仕事の特徴
- 夜勤のない求人が豊富
- 就職・転職・派遣と幅広く扱う
- 全国25カ所に拠点あり
「MC介護のお仕事」は、平成4年に慈恵医大を卒業された磯野晴崇さんという医師が企業された、株式会社メディカル・コンシェルジュという会社が運営している介護職の求人サイトです。
全国に25カ所の拠点があるため、様々な地域の人が利用できる求人サイトでしょう。
就職・転職・派遣と幅広い就労条件を扱い、特に夜勤のない求人が豊富に掲載されているのが特徴です。
夜勤のない求人は掲載されるとすぐに問い合わせが殺到するため、日勤のみを希望する人は毎日チェックするようにしましょう。
求人数 | 公開求人12,000件以上+非公開求人 |
運営会社 | |
設立 | 2000年9月7日 |
厚生労働大臣許可 | 13-ユ-070292
派13-070607 |
6位:クリックジョブ介護
クリックジョブ介護の特徴
- 20代から40代の女性が多く登録
- 月間利用者数10万人
- LINEで求人紹介や日程の調整ができる
「クリックジョブ介護」は月間利用者数10万人以上の介護職の求人サイトです。
日本トレンドリサーチが2022年2月に全国に住む1,000人の男女にインターネット調査を実施し、利用満足度No.1に輝いたこともある求人サイトです。
20代から40代の女性が多く登録しています。
サイト経由ではなくLINEで求人紹介や日程調整をすることができるのも特徴です。
求人数 | 公開求人33,000件以上+非公開求人 |
運営会社 | |
設立 | 2008年9月 |
厚生労働大臣許可 | 13-ユ-303765 |
目的別!介護職の求人サイト
転職先を探している介護職の人は、転職するときの「目的」があることでしょう。
目的別の介護職の求人サイトを一覧にしましたので参考にしてください。
求人数を重視したい |
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給与アップしたい |
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キャリアアップを目指したい |
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ワークライフバランスを重視したい |
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評判の良い介護施設で働きたい |
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短期間で転職したい | |
初めて転職する |
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正社員希望 | |
パート・派遣希望 |
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夜勤なしで働きたい |
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介護職から他業種に転職したい |
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男性におすすめ |
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女性におすすめ |
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なぜ上記のような目的別に求人サイトを分けることができるのか、その理由を紹介します。
【 1 】求人数を重視したい
求人数を重視したい人には、以下の求人サイトをおすすめします。
- レバウェル介護
- カイゴジョブ
- 介護ワーカー
レバウェル介護
とにかく求人数を増やすことで良い就職先を見つけたい人にはレバウェル介護をおすすめします。
レバウェル介護は公開求人数173,300件以上と、今回紹介している求人サイトの中で最多です。
求人数が多くなれば幅広いニーズで就職先を探すことができるため、希望の転職先を見つけやすくなります。
レバウェル介護は事業所訪問等により定期的な情報収集をしています。
様々な事業所の情報を持ったアドバイザーから話を聞くことができます。
カイゴジョブ
多くの求人数から良い求人を見つけたい人には、カイゴジョブの利用もおすすめです。
カイゴジョブは、レバウェル介護にも匹敵するほどの求人数があります。
100,000件の求人数を越えるのは、レバウェル介護とカイゴジョブだけです。
カイゴジョブは月間利用者数55万人以上と多くの介護職が利用し、東証一部上場企業が運営しているから安心して利用できますよ。
介護ワーカー
求人数を増やすことで良い就職先を見つけたい人は、介護ワーカーの利用もおすすめです。
介護ワーカーの公開求人数は97,000件以上あり、今回紹介している介護職の求人サイトの中では3番目の求人数の多さです。
求人数が多ければ就職・転職先の選択肢が増えるため、あなたの希望に合った求人を見つけやすくなります。
【 2 】給与アップしたい
給与をアップしたい人には、以下の求人サイトをおすすめします。
- レバウェル介護
- クリックジョブ介護
レバウェル介護
転職に伴い給与をアップしたいと考えている人は、レバウェル介護の利用をおすすめします。
レバウェル介護では、求人検索をするときに給与の希望額を選べるだけでなく、こだわり検索の中に「高給与」という項目があるため、給与の良い求人を絞り込んで検索できます。
検索した求人を月収順に並び替えることもできるため、高給与の求人を見つけやすくなっています。
条件の良い求人があることが多い非公開求人も扱っているため、給与をアップしたい人はレバウェル介護を利用してアドバイザーに相談してみましょう。
クリックジョブ介護
転職に伴い給与をアップしたい人は、レバウェル介護と合わせてクリックジョブ介護も利用することをおすすめします。
クリックジョブ介護では、注目の求人特集の中に「高給与」という項目があります。
給与の良い求人を集めて特集を組むほど力を入れているということが分かります。
実際に「高給与」で検索してみると、全国で6,500件以上の求人がヒットしました。
クリックジョブ介護もあなたの希望を聞いてくれるエージェントがいるため、非公開求人も合わせて高給与の求人を紹介してもらいましょう。
【 3 】キャリアアップを目指したい
キャリアアップを目指したい人には、以下の求人サイトをおすすめします。
- 介護ワーカー
- かいご畑
キャリアアップを目指したい人におすすめの求人サイトとは、経験を活かした管理職クラスの求人や資格を活かせる求人を豊富に掲載しているサイトです。
これから資格取得支援がある求人サイトを活用することでキャリアアップを目指す方法もあります。
介護ワーカー
キャリアアップを目指したい人には、介護ワーカーがおすすめです。
介護ワーカーは今回紹介している介護職の求人サイトの中で2番目に求人数が多いサービスです。
求人数が多ければ、管理職やサービス提供責任者等、キャリアアップできる求人も多くなります。
介護ワーカーの良いところは、求人数が多いだけでなく取り扱う介護施設も幅広く掲載されているということです。
アドバイザーに相談することで、あなたの経験や資格に合わせてキャリアアップできるような求人を紹介してくれます。
かいご畑
資格取得を目指しながらキャリアアップをしたい人は、かいご畑がおすすめです。
かいご畑は、無資格・未経験の人にも向いています。
かいご畑が資格取得を目指している人や無資格・未経験の人に向いている理由は、「キャリアアップ応援制度」があるからです。
「キャリアアップ応援制度」とは、0円で資格取得が目指せる制度です。
0円で資格取得が目指せるのは、かいご畑が「ほっと倶楽部」という福祉系の資格講座を独自で提供しているからです。
条件はありますが、受講料0円で介護の資格を取得できるため、働きながら資格を得ることを目指せます。
無資格・未経験の人はぜひ利用したい求人サイトの1つです。
【 4 】ワークライフバランスを重視したい
仕事と家庭や、仕事と趣味等のワークライフバランスを重視して働ける場所を探している人には以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
求人数が多く、様々な雇用形態が掲載されている求人サイトを選ぶと、あなたのワークライフバランスに合った求人を見つけられます。
レバウェル介護
あなたのワークライフバランスを大切できる職場を見つけるには、レバウェル介護を利用すると良いでしょう。
レバウェル介護は、掲載されている法人や事業所の内部情報をよく知っています。
あなたの希望をしっかりと伝えることでミスマッチを防ぎ、ワークライフバランスを大切にできる職場を見つけることができます。
正社員・契約社員・パート、アルバイト・派遣の4つの雇用形態から選ぶことができるため、あなたの生活に合った求人に出会えるでしょう。
アドバイザーとしっかりと連携を取り、仕事と生活を両立できる職場を見つけましょう。
【 5 】評判の良い介護施設で働きたい
転職先を選ぶときに評判を重視したい人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- カイゴジョブ
- 介護ワーカー
レバウェル介護
レバウェル介護は、月間65,000人が利用する介護職に特化した求人サイトです。
17万件以上の求人をもち、「月給33万円以上」「日勤のみ」「未経験・無資格OK」など、好条件の求人が多く掲載されています。
レバウェル介護のアドバイザーは事業所の内部情報にも詳しく、マイナスな情報も含めて情報を教えてくれます。
働き始めてからのミスマッチを防ぎやすいです。
面接対策や面接同行サービスをしてくれることも安心です。
レバウェル介護では、連絡方法を電話やメールから選べるため、自分に合ったペースで転職活動を進められます。
カイゴジョブ
カイゴジョブは月間55万人以上が利用する介護職の求人サイトです。
求人数も13万件以上と多く、あなたの希望に合った求人を見つけられます。
カイゴジョブは厳しい審査を通過して東証一部に上場している企業が運営しているため、安心して利用できます。
カイゴジョブから求人に応募して採用され、60日以上継続して勤務すると、最大で3万円の「継続支援金」を受け取れます。
あなたの希望に合った職場に入職でき、さらに3万円を受け取れるのはカイゴジョブだけです。
介護ワーカー
介護ワーカーは、介護職の求人に特化した求人サイトです。
求人数は95,000件以上あり、都市部だけでなく地方の求人も多く取り扱っています。
あなたが持っている資格やスキルに合わせて求人を検索できます。
豊富な求人の中から、あなたの能力を活かせる高給与の求人を見つけやすくなっています。
介護ワーカーでは、担当者による求人紹介や面接アドバイス、面接日の調整や条件交渉など、サポートが充実しています。
初めて転職する人や介護業界未経験の人でも安心して仕事を探せますよ。
【 6 】短期間で転職したい
短期間で転職したい人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- 介護ワーカー
介護ワーカーは対応の早さで良い評判があるため、今すぐにでも転職したい人におすすめです。
介護ワーカー
「今すぐにでも転職をしたい!」と考えている人は、介護ワーカーを利用しましょう。
介護ワーカーには様々な担当者がいますが、積極的に転職活動をサポートしてくれます。
「今すぐにでも転職したい!」ということを担当者にしっかりと伝えることで、一層熱心にサポートしてくれるでしょう。
転職活動も、時間がかかるにつれてモチベーションが低下してしまいます。
介護ワーカーはメールやLINEで段取り良くスピーディーに連絡調整してくれるため、あなたの熱意が冷める前に転職を進められますよ。
【 7 】初めて転職する
初めての転職で不安を抱えている人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
レバウェル介護
初めての転職活動で不安を抱えている人には、利用者が多く丁寧なサポートをしてくれるレバウェル介護がおすすめです。
レバウェル介護に登録すると、アドバイザーから電話連絡が来ます。
希望の勤務地や勤務時間等の就労条件の確認はもちろんのこと、転職活動に関する不安も聞いてくれます。
求人紹介や日程調整だけでなく、面接対策までサポートしてくれます。
面接当日に同行してくれるサービスもあるため、安心して面接に臨むことができます。
転職先が決まり仕事を始めた後も、お給料や人間関係の悩み、今後のキャリアについて相談に乗ってもらうことも可能です。
レバウェル介護は事業所訪問等により定期的な情報収集をしています。
希望先の求人の内部情報を聞いてから応募できるため、入職後に思っていた求人と違ったというミスマッチを防ぐことができますよ。
無資格の人もサポート対象であるため、資格を持たずに転職活動することに不安がある人も、レバウェル介護を活用してみてください。
【 8 】正社員希望
正社員の求人を探している人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
レバウェル介護
正社員として働くことを絶対の条件としている人は、レバウェル介護の利用がおすすめです。
レバウェル介護の雇用形態別の比率は次のようになっています。
正社員 | 契約社員 | パート・アルバイト | 派遣 | 紹介予定派遣 |
55% | 5% | 30% | 8% | 2% |
レバウェル介護は、今回紹介している介護職の求人サイトの中で最も求人数が多いです。
取り扱っている求人の半分以上が正社員の募集になっています。
しかも上記の数値はあくまでも公開求人だけの話です。
非公開求人も含めると、さらに正社員の求人も増えることでしょう。
正社員での転職を考えている人は、お給料はもちろん、福利厚生や就労条件も重視されていることでしょう。
非公開求人には人気の優良施設や好条件の事業所が期待されるため、正社員として長く勤めていきたい人はレバウェル介護を活用してみましょう。
介護ワーカー
正社員として働くことを絶対の条件としている人は、レバウェル介護だけでなく介護ワーカーも併用されると良いでしょう。
介護ワーカーの雇用形態別の比率は次のようになっています。
正社員 | パート | 派遣 |
57% | 22% | 21% |
介護ワーカーは、今回紹介している介護職の求人サイトの中でも、レバウェル介護についで求人数が多いです。
レバウェル介護同様に、介護ワーカーも取り扱っている求人の半分以上が正社員の募集になっています。
こちらも同様に公開求人だけの話のため、非公開求人も合わせればさらに正社員の求人が増えることでしょう。
【 9 】パート・派遣希望
パート・派遣の求人を探している人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- かいご畑
レバウェル介護
パートや派遣での転職を希望する人は、レバウェル介護の利用がおすすめです。
レバウェル介護のパート・派遣の求人掲載率は全体の約40%と半数を下回っています。
しかし全体の求人数が他の求人サイトと比べものにならないほど多いため、パート・派遣の求人だけでも約65,000件以上の求人が掲載されています。
レバウェル介護は掲載している求人数が圧倒的に多いため、豊富な選択肢の中からあなたに合った転職先を見つけられるでしょう。
パートや派遣での転職を希望している人は、様々な事情も抱えていることでしょう。
シフト調整での融通の利きやすさなど、気になることがあればアドバイザーに相談するようにしましょう。
かいご畑
パートや派遣での転職を希望する人は、かいご畑も合わせて利用すると良いでしょう。
かいご畑は、掲載している求人の約80%がパート・派遣での募集です。
ほとんどパートや派遣の求人に特化しているといっても過言ではないでしょう。
かいご畑は未経験や無資格でも働ける求人も紹介していますので、パートや派遣から始めてみたいという人にも向いています。
かいご畑のコーディネーターは全員が介護資格を持っているため、介護の仕事について理解があるアドバイザーからサポートを受けられることもポイントです。
【 10 】夜勤なしで働きたい
夜勤なしで早番や日勤のみで働きたい人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
レバウェル介護
夜勤なしの求人を探している人には、レバウェル介護の利用がおすすめです。
こだわり条件から「日勤のみ」を選択することで、夜勤なしの求人だけを探し出すことができます。
日勤のみの求人も75,000件以上と、全体の半数に近い約43%が夜勤なしの求人です。
日勤のみで求人を探している人は、「長く働くと夜勤もやることになるかもしれない」といった不安も抱えていることでしょう。
レバウェル介護は内部情報もしっかりと把握しているため、事前に相談することで不安を取り除くことができるでしょう。
【 11 】介護職から他業種に転職したい
介護職から他業種に転職したい人には、以下の求人サイトがおすすめです。
- リクルートエージェント
リクルートエージェント
介護職を辞めて他の業種に挑戦してみようと考えている人には、リクルートエージェントの利用がおすすめです。
リクルートエージェントは公開求人422,000件以上、非公開求人307,000件以上と圧倒的な求人数があります。
リクルートエージェントは「総合型転職エージェント」と呼ばれ、様々な業種や職種を掲載しています。
CMでもおなじみのリクルートエージェントですが、条件交渉力に定評があります。
介護職から他業種に転職しようと考えている人は、希望年収や勤務条件等、不安でいっぱいではないでしょうか。
条件交渉力に定評があるリクルートエージェントを活用することで、希望条件に合った転職先を見つけましょう。
【 12 】男性におすすめ
男性には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
キャリアアップや年収アップを目指したい男性は、転職サポートが充実している求人サイトを選びましょう。
レバウェル介護
レバウェル介護は、年間利用者数が80万人を超える介護職の求人サイトです。
人間関係を重視した職場選びや、高待遇の就職・転職を目指せることが特徴です。
転職サポートがあるため、初めての転職でも安心して利用できます。
アドバイザーが面接同行をしてくれるため、面接が不安な人でも大丈夫。
条件検索では「高給与」や「給与30万円以上」など、好条件の求人を狙って探せるため、年収アップを狙っている男性介護職におすすめです。
介護ワーカー
男性の介護職には介護ワーカーもおすすめです。
介護ワーカーは、コンサルタントの対応が介護職から高い評判を受けています。
地域密着のため、現場の様子がよく分かります。
全国の介護職の就職・転職をサポートしてくれます。
求人検索では、「月給」「年収」「手取り」と給与から検索できるようになっています。
月給で検索する場合、「月給60万円以上」まで項目が用意されています。
公開求人の中には、月給50万円以上の求人まで掲載されていました。
月給60万円以上の求人を求める人は、アドバイザーから非公開求人を紹介してもらいましょう。
【 13 】女性におすすめ
女性には、以下の求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
レバウェル介護
レバウェル介護は、年間利用者数が80万人を超える介護職の求人サイトです。
求人数も17万件以上と豊富に取り扱っており、人間関係を重視した職場選びや、パートでの就職・転職を目指せることが特徴です。
アドバイザーが面接にも同行してくれるため、面接が不安な人でも大丈夫です。
求人を探すことを始め、アドバイザーが様々なサポートしてくれるため、家事や育児で忙しい主婦の人にも利用しやすい求人サイトです。
介護ワーカー
介護ワーカーは求人数が多く、パートの求人も豊富に取り扱っています。
パートでの求人を探している人は、家事や育児で就職・転職活動にかける時間がない人もいることでしょう。
介護ワーカーでは、手厚い転職サポートにより忙しい人でも時間を有効活用して転職活動ができます。
アドバイザーにあなたが考える求人の要望を伝えておけば、希望条件に合った求人を見つけてくれますよ。
介護ワーカーのアドバイザーは介護業界に精通しているため、面接サポートを利用すれば採用される確率も高くなります。
より良い転職先を見つけるために、利用できるサービスは進んで活用しましょう。
地域別!介護職の求人サイト
東京 | 大阪 | 福岡 | 名古屋・愛知 | 神奈川・横浜 | 宮城・仙台 | 北海道・札幌 | 兵庫・神戸 | |
レバウェル介護 | 21,000件以上 | 18,000件以上 | 9,100件以上 | 12,000件以上 | 17,000件以上 | 3,900件以上 | 8,500件以上 | 9,900件以上 |
介護ワーカー | 9,800件以上 | 12,000件以上 | 4,000件以上 | 5,200件以上 | 6,400件以上 | 1,700件以上 | 7,000件以上 | 6,100件以上 |
かいご畑 | 1,600件以上 | 1,100件以上 | 830件以上 | 540件以上 | 930件以上 | 0件 | 84件以上 | 460件以上 |
カイゴジョブ | 21,000件以上 | 13,000件以上 | 4,100件以上 | 9,400件以上 | 15,000件以上 | 1,600件以上 | 3,900件以上 | 5,700件以上 |
MC介護のお仕事 | 1,800件以上 | 1,700件以上 | 600件以上 | 1,100件以上 | 900件以上 | 520件以上 | 450件以上 | 500件以上 |
クリックジョブ介護 | 2,300件以上 | 1,400件以上 | 800件以上 | 1,300件以上 | 1,500件以上 | 500件以上 | 790件以上 | 770件以上 |
【 1 】東京
東京で介護職として働く場所を探している人には、次の2つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- カイゴジョブ
レバウェル介護とカイゴジョブは、東京都の求人を多く掲載しています。
東京の求人の特徴は、地方と比較して給与が高めになることです。
求人サイトは、1つよりも2つ、3つと同時に登録することで良い求人に出会える確率が高くなります。
複数登録し、求人の質や給与の違いを見比べてみてください。
【 2 】大阪
大阪で介護職として働く場所を探している人には、次の3つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
- カイゴジョブ
上記の3つの求人サイトは、大阪の求人を10,000件以上掲載しています。
3つの求人サイトに登録することで、大阪のほとんどの求人を網羅することができます。
大阪も高給与の求人があるため、複数登録することで好条件の求人に出会える確率が高くなりますよ。
【 3 】福岡
大阪で介護職として働く場所を探している人には、次の3つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
- カイゴジョブ
レバウェル介護は、介護ワーカー、カイゴジョブの倍に相当する福岡の求人件数があります。
福岡で介護職の求人を探している人は、レバウェル介護の登録は必須です。
求人サイトを探すときには複数サイトに登録することで希望に合った求人が見つけやすくなります。
良い求人に出会える確率を高めたい人は、3つすべてに登録することをおすすめします。
2つくらいにしておきたい人は、レバウェル介護は必須、加えて介護ワーカーかカイゴジョブを選ぶようにしましょう。
【 4 】愛知・名古屋
愛知県や名古屋市で介護職として働く場所を探している人には、次の2つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- カイゴジョブ
レバウェル介護もカイゴジョブも、約10,000件の愛知県求人を掲載しています。
併用することで選択肢を広げることができます。
上記の2つのサイト以外に、もう1つくらい登録しておきたいと考えている人もいることでしょう。
3つくらい登録しておきたい人は、上記2つに加えて介護ワーカーに登録しましょう。
【 5 】神奈川・横浜
神奈川県や横浜市で介護職として働く場所を探している人には、次の2つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- カイゴジョブ
レバウェル介護もカイゴジョブも、神奈川県の求人が充実しています。
レバウェル介護での神奈川県の求人数は、東京、大阪に次いで3番目。
カイゴジョブでは東京に次いで2番目の求人数が掲載されています。
神奈川県の平均月収は、全国的で見ても東京に次いで2番目に高いです。
神奈川県で介護職として働く場所を探している人は、好条件の求人を見つけるチャンスです。
良い求人に出会える確率を上げるために、レバウェル介護とカイゴジョブを併用しておきましょう。
【 6 】宮城・仙台
宮城県や仙台市で介護職として働く場所を探している人には、次の3つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
- カイゴジョブ
今回取り上げている都道府県の中で、最も掲載求人数が少ない県は宮城県です。
すべての求人サイトを登録しておいても良いくらいですが、1番掲載数の多いレバウェル介護は登録必須です。
希望に合った求人を見つけるためには、レバウェル介護に次いで求人数が多い、介護ワーカーとカイゴジョブも併用するようにしましょう。
【 7 】北海道・札幌
北海道や札幌市で介護職として働く場所を探している人には、次の2つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
今回取り扱っている求人サイトの中で、北海道の求人を多数掲載しているのがレバウェル介護と介護ワーカーです。
北海道で求人を探している人は、レバウェル介護と介護ワーカーは登録しておくようにしましょう。
さらに良い求人を見つけたい人は、掲載数は約半分になりますがカイゴジョブも併用すると良いでしょう。
【 8 】兵庫・神戸
兵庫県や神戸市で介護職として働く場所を探している人には、次の3つの求人サイトがおすすめです。
- レバウェル介護
- 介護ワーカー
- カイゴジョブ
まずは1番掲載求人数が多いレバウェル介護に登録しましょう。
介護ワーカーとカイゴジョブの求人数は、レバウェル介護の約半分です。
しかしレバウェル介護に加えて介護ワーカーとカイゴジョブも併用することで、希望に合った求人に出会える確率が高くなりますよ。
介護職の求人サイトの選び方
転職で失敗したくないですよね。
転職活動で失敗しないためには、求人サイトの選び方がとても重要です。
求人サイトを選ぶときには以下のポイントをおさえましょう。
介護職求人サイトの選び方
- 求人数の多さを確認
- サポート内容
- アドバイザーの質
- 求人の質
- 転職エージェント型と転職サイト型を見極める
- 目的に合った転職サイトを選ぶ
あなたの目的に合った求人サイトを選ぶために、上記のポイントを確認するようにしましょう。
【 1 】求人数の多さを確認
求人サイトを選ぶときには、実際にサイトで求人検索をして、掲載されている求人数を確認しましょう。
求人数が多いと、あなたの選択肢を広げられます。
求人数が少ないと、条件に合う求人が見つからず、
転職できず今の職場で働き続けないといけない
転職に失敗して嫌な職場に採用されてしまう
ということが起こり、転職活動に失敗してしまいます。
公開求人数が多いサイトを活用すれば、非公開求人も多数扱っていたり、好条件の求人を保有していたりする可能性も高くなります。
あなたの転職活動を成功させるためには、求人数の多い求人サイトを活用しましょう。
【 2 】サポート内容
求人サイトを選ぶときには、あなたが必要とするサポートがついているかも重要です。
求人サイトには様々なサービスがあります。
あなたが必要とするサポートがついていないサイトを利用してしまうと、転職活動が失敗に終わる可能性があります。
求人サイトのサポートには、求人紹介や転職相談はもちろん、
- 面接日程の調整
- 面接の同行
- 退職のサポート
- 支援金制度
など、求人サイト独自のサービスがあります。
転職経験が豊富な人、自信がある人はサポートが少ない求人サイトを利用しても良いでしょう。
しかし転職活動がはじめての人は、不安を抱えている人は、サポートが充実している求人サイトを利用しましょう。
【 3 】アドバイザーの質
求人サイトを選ぶときには、アドバイザーの質も重要です。
アドバイザーの質が低いと、
希望に合っていない求人ばかり紹介される
希望に合った求人だと思って転職したら違った
ということになり、転職活動に失敗してしまいます。
転職活動はアドバイザーとの信頼関係がとても大切です。
担当者の丁寧な対応や、返信・返答の早さなど、質の高いアドバイザーと転職活動を進めることで、あなたの希望に合った求人を見つけることができます。
とはいえ、1つの求人サイトの中にアドバイザーは多数在籍しています。
「合わない」と感じたら、担当者の変更を申し出てみるのも1つの方法です。
【 4 】求人の質
求人サイトを選ぶときには、「求人の質の高さ」も大切です。
好条件の求人が多く掲載されていれば、それだけあなたの転職活動が成功する可能性が高くなります。
求人の質の高さを確認する方法は、実際に求人サイトから検索していることをおすすめします。
特に好条件で検索してみて、多くの求人がヒットするサイトはおすすめです。
各求人サイトの評判や口コミを調べて判断するのも1つの方法でしょう。
掲載されている求人の質は、あなたの転職活動を大きく左右します。
必ず実際に求人サイトで検索をして求人の質を確認しましょう。
【 5 】転職エージェント型と転職サイト型を見極める
求人サイトを選ぶときには、利用する求人サイトが「転職エージェント型」か「転職サイト型」かを見極め、あなたに合ったサービスを利用しましょう。
「転職エージェント型」は、あなた専任のアドバイザーがついてくれます。
専任のアドバイザーが、求人の紹介や転職活動でのアドバイスなど、手厚くサポートしてくれます。
「転職サイト型」は、自分で求人の希望条件を入力して検索します。
幅広い求人を閲覧できたり、あなたのペースで転職活動を進められたりするメリットがあります。
「転職エージェント型」と「転職サイト型」のそれぞれにメリットがあるため、あなたに合うのはどちらのタイプなのか、事前に考えてから利用しましょう。
介護職の転職の場合、「転職エージェント型」の利用がおすすめです。
介護職の転職エージェントは業界に特化しているため。介護業界経験者や介護業界に詳しいアドバイザーが支援してくれます。
書類選考や面接で不採用とならないよう、具体的な記入方法や対策を教えてくれますよ。
「転職エージェント型」か「転職サイト型」か悩んでいる人は、まずは「転職エージェント型」に登録してみましょう。
【 6 】目的に合った求人サイトを選ぶ
求人サイトを選ぶときには、あなたの目的に合った求人サイトを選ぶようにしましょう。
今回紹介している求人サイトを例に説明すると、「多くの求人を見たい!」と思う人はレバウェル介護やカイゴジョブ、介護ワーカーへの登録がおすすめです。
「多くの求人を見たい!」と思っているにも関わらず、今回紹介している求人サイトの中で最も掲載求人数が少ない「かいご畑」に登録してしまうと、転職活動の失敗に繋がってしまいます。
しかし「派遣で転職したい!」「資格取得支援があるサービスを利用したい!」という目的を持った人には、「かいご畑」の利用がおすすめになります。
このように、求人サイトを選ぶときには、あなたの転職活動の目的が何かをしっかりと考えてから選ぶことが大切です。
介護職の求人サイトを利用するメリット
介護職の転職活動において、求人サイトを利用するメリットは次の7つです。
介護職求人サイトのメリット
- サポートにより介護転職の不安を解消
- 非公開求人に応募できる
- 求人先の内部情報を知れる
- 無料でサポートを受けられる
- 求人が多く選択肢が増える
- 書類・面接対策を受けられる
- 詳細条件で検索できる
7つのメリットを紹介しましたが、どの求人サイトにもすべてのメリットがあるわけではありません。
メリットが多い求人サイトを利用して転職の成功率を上げましょう。
【 1 】サポートにより介護転職の不安を解消
アドバイザーがいる介護職の求人サイトを利用すると、転職サポートを受けられます。
サポートは求人サイトによって異なりますが、具体的には次のような内容があります。
- 転職相談
- 求人紹介
- 書類添削
- 面接対策
- 面接の日程調整
- 条件交渉
履歴書や職務経歴書といった書類の作成や、面接が苦手という人は多くいることでしょう。
アドバイザーに書類の添削や面接の対策を受けてから選考に臨めるため、採用される確率が上がり転職活動を成功させやすくなります。
一般的な企業の転職サイトとは異なり、介護職の求人サイトは介護業界に特化しています。
アドバイザーは介護業界の知識を豊富に持っているため、安心して転職活動ができます。
【 2 】非公開求人に応募できる
非公開求人に応募できることも、求人サイトを利用するメリットです。
非公開求人には好条件の求人が多く、あなたの希望に合った求人に応募できる可能性が高くなります。
求人が非公開になっているのは、条件が良いために応募が殺到することを避けるためです。
非公開求人は、公開すれば応募が殺到してしまうほど好条件の求人が取り扱われています。
非公開求人は、求人サイトに登録した人しか紹介を受けることができません。
求人サイトを利用して非公開求人を紹介してもらうことで、転職活動が成功する可能性は高くなります。
【 3 】求人先の内部情報を知れる
介護職の求人サイトを利用すると、求人先の内部情報を知ることができます。
内部情報とは、具体的には次のようなものです。
- 職場の雰囲気
- 人間関係
- 残業の有無や時間
- 有給の取得率
- 離職率
残業や有給など、お金やライフスタイルに関することは絶対に知りたいことでしょう。
しかし自分ではなかなか聞きにくいことではないでしょうか。
求人サイトを利用すれば、求人に応募する前にアドバイザーから教えてもらえます。
事前に知ることで、
入職してみたら思っていた条件と違った……
という転職の失敗を防げます。
希望に合った職場を見つけ長く働きたいと考えている人は、求人サイトの利用は必須です。
【 4 】無料でサポートを受けられる
求人サイトを利用すると、介護転職に特化したあなた専任の担当者から「無料」で転職サポートが受けられます。
求人サイトの運営元は、あなたが転職をした場合に、転職先となった事業所から報酬を受け取ることで運営されています。
上記のような仕組みにより、あなたが無料で転職サポートを受けられるのです。
無料で転職サポートを受けられるのは、転職を真剣に考えている人にとってメリットだけです。
アドバイザーの中には、目先の報酬だけを気にして適当なサポートをする担当者もいますが、そのときは遠慮なく担当者の変更を申し出ましょう。
しっかりと対応してくれるアドバイザーもたくさんいます。
無料で利用できる求人サイトのサービスをなるべく活用しましょう。
【 5 】求人が多く選択肢が増える
求人サイトを利用すると多くの求人が掲載されているため、選択肢を増やせます。
選択肢とは「働く場所」だけでなく、「あなたのライフプラン」の選択肢も含まれます。
たとえばパートで働く人を例にすれば、これまで週5日働いていた人が好条件の転職先を見つけることで、週4日にできるかもしれません。
正社員で働いている人も、月に8回夜勤をやっている人が好条件の転職先を見つけることで、月4回の夜勤で同じだけの収入を得られるようになるかもしれません。
このように、求人数が多く選択肢が増えることは、あなたの人生を大きく変えるチャンスになります。
1つの求人サイトだけでなく、2つ、3つと登録しておくことで、さらに人生の選択肢が増えていきますよ。
【 6 】書類・面接対策を受けられる
介護職の求人サイトを利用すると、書類や面接の対策を受けられます。
履歴書や職務経歴書等、就職・転職で必要な書類がしっかりと書けていないと、書類選考で不採用になってしまいます。
また面接の対策をせずに面接に臨むと、採用担当者からの質問に受け答えすることができず、転職活動は失敗してしまいます。
あなたの希望に合う求人を見つけても、書類や面接で良い印象を与えられなければ、良い職場で働くことはできません。
介護職の求人サイトでは、担当のアドバイザーが書類の添削をしてくれたり、面接の対策をしてくれたりするため、面接で良い印象を与える受け答えができるようになります。
【 7 】詳細条件で検索できる
介護職の求人サイトを利用するときの注意点とポイント
介護職の求人サイトを利用するときには、次の7つのポイントを意識しましょう。
介護職求人サイト利用のポイント
- 担当アドバイザーと合わないときは変更
- 求人サイトを複数利用する
- 最短の転職可能日を伝える
- 経歴やスキルにウソをつかない
- 複数の求人サイトから同じ求人に応募しない
- サポートサービスはできる限り活用する
- 転職する意思を示す
転職活動に失敗しないためにも、上記のポイントを事前に把握しておきましょう。
【 1 】担当アドバイザーと合わないときは変更
介護職の求人サイトを利用するときに、担当のアドバイザーと合わないときには変更してもらいましょう。
求人サイトに登録すると、運営会社があなたの担当アドバイザーを任命します。
- アドバイザーと相性が悪い
- アドバイザーの対応が悪い
という状態では、転職活動をスムーズに進められません。
相性が合わなかったり、対応に疑問を感じたりした場合は、すぐに担当者の変更を希望しましょう。
複数の求人サイトを利用すると良い条件の求人に出会える確率が高くなるように、良いアドバイザーに出会える可能性も高くなります。
- 担当者は変更できない
- 担当者を変更したら悪い
と思う人もいるかもしれません。
しかし担当者の変更は求人サイトでは良くあることです。
合わないと感じたら罪悪感を抱くことなく、担当者の変更を希望しましょう。
【 2 】求人サイトを複数利用する
介護職の求人サイトを利用するときには、1つではなく複数のサイトを併用するようにしましょう。
候補となる求人が増えるだけでなく、求人ごとに担当者がつくため相性の良いアドバイザーに出会える確率も高くなります。
好条件の求人はあなた以外の人も狙っています。
好条件の求人を他の人が見つける前に、複数の求人サイトを併用して見つけるようにしましょう。
【 3 】最短の転職可能日を伝える
介護職の求人サイトを利用すると、アドバイザーから最短の転職可能日を聞かれます。
最短の転職可能日を聞かれたら、最低でも3ヶ月以内で転職可能な日を答えましょう。
アドバイザーは求職者の転職数で報酬を得ています。
「いつかは分からないけど、転職はしたいと考えている」という利用者より、「すぐにでも転職したい!!」と考えている利用者を優先的にサポートしてくれます。
アドバイザーからのサポートをしっかりと受けたい人は、すぐにでも転職したい意思を伝えましょう。
【 4 】経歴やスキルにウソをつかない
経歴やスキルを聞かれたときには、絶対にウソをついてはいけません。
ウソをついて転職したことが発覚すると、損害賠償や懲戒免職など、大きな責任を取らなくてはならない可能性があります。
たとえ経歴やスキルに自信がなくても、本当のことを伝えましょう。
経歴やスキルに自信がなくて、どうすれば良いか分からない
不安なときこそ、担当のアドバイザーに相談をして解決策を見つけていきましょう。
- 仕事に活かせる資格を取得してから転職する
- 資格サポートがついている求人サイトを活用して転職をする
などもおすすめです。
【 5 】複数の求人サイトから同じ求人に応募しない
介護職の求人サイトを利用するときには、1つではなく複数のサイトを併用することが一般的です。
複数の求人サイトを利用する場合には、同じ求人に応募しないように注意しましょう。
複数の求人サイトから同じ求人に応募してしまうと、採用担当者に「自己管理ができない人」というイメージを与えてしまいます。
採用担当者にマイナスイメージを持たれてしまうと、あなたの希望に合った求人だとしても転職活動を進められない可能性があります。
希望に合った職場に勤められるよう、複数の求人サイトから同じ求人に応募しないように注意しましょう。
【 6 】サポートサービスはできる限り活用する
介護職の求人サイトには、具体的に次のようなサービスがあります。
- 書類の添削
- 面接の対策
- 非公開求人の紹介
- 退職のサポート
- 入社後のサポート
この中でも、「非公開求人の紹介」を受けられることはとてもメリットがあります。
非公開求人には、一般公開されていない好条件の求人が多いからです。
非公開求人の紹介を受けるためには、あなたの希望条件やスキルをしっかりと伝えておくことが大切です。
希望条件をしっかりと伝えた上で、「非公開求人を紹介してください」とお願いしてみましょう。
その他、書類添削や面接対策のサポートも、あなたの希望条件に合った就業先を見つけるために不可欠なサービスです。
介護職の求人サイトのサポートサービスは、存分に利用しましょう。
【 7 】転職する意思を示す
介護職の求人サイトを利用するときには、担当者に転職の意思を示すことが大切です。
担当者に転職の意思をしっかりと伝えることで、質の良いサポートを受けられます。
介護職の求人サイトは、あなたが転職することで、転職先となった企業から報酬を受け取り成り立っています。
求人サイトを存続させていくためには、転職の意思がない人よりも、転職の意思がある人を優先して対応したいのです。
求人サイトを利用すると、最初にアドバイザーから連絡が来て転職の意思の確認があります。
「いつまでに転職を終わらせたいのか」をハッキリと伝えましょう。
「時期が決まっていないけれど、良い求人があれば転職したい」という人は、その旨を伝えましょう。
良い求人があれば紹介してもらえる可能性がありますよ。
「担当者が全然連絡をくれない。」
というケースを見かけますが、転職の意思が担当者にしっかりと伝わっていない可能性もあります。
再度、転職の意思を伝えましょう。
転職の意思をしっかりと伝えたにも関わらず担当者が動いてくれない場合には、担当者の変更を申し出た方が良いでしょう。
求人サイト利用の流れ
介護職の求人サイトを利用するときは次のような流れです。
- 求人サイトに登録
- アドバイザーと面談・求人紹介
- 応募・書類添削
- 面接対策・面接
- 内定
登録してから内定が決まるまでの期間は人によって様々ですが、平均すると1~3ヶ月が一般的です。
【 1 】求人サイトに登録
まずはあなたが利用してみようと思う求人サイトを見つけ、登録しましょう。
登録をしたら、基本情報を入力します。
介護職の求人サイトは、自分で求人を探す「転職サイト型」か、アドバイザーと連携を取りながら求人を探す「転職エージェント型」があります。
転職経験が多く自分ですべての段取りを組んで進めていきたい人は、転職サイト型。
転職経験が少ない、自分での転職は自信がない、効率よく進めたい人は、転職エージェント型の求人サイトを選びましょう。
【 2 】アドバイザーと面談・求人紹介
求人サイトに登録して基本情報を入力した後は、アドバイザーとの面談、求人紹介になります。
アドバイザーとの面談は、対面や電話でおこなわれることが一般的です。
時間は15分~1時間ほどと様々です。
面談では次のような話をすることが一般的です。
- 経歴や現在の職場環境
- 転職の理由と希望の職種
- 転職後の労働条件
- 求人紹介
介護職の求人サイトのアドバイザーは、介護業界の知識を豊富に持っています。
悩みや不安があれば、一緒に伝えておきましょう。
求人サイトに登録すれば非公開求人も受けられるようになります。
好条件の事業所に入職したい人は、最初の面談で「非公開求人を紹介してほしいです」と伝えましょう。
アドバイザーとの面談は、転職に失敗しないように転職理由や転職後の希望をすり合わせる大切な時間です。
ウソや遠慮のないように必ず本音を伝えましょう。
アドバイザーはあなたの転職活動を成功させるために一緒に歩んでいく仲間ですので、楽な気持ちで面談に臨みましょう。
【 3 】応募・書類添削
応募する求人が見つかったら、履歴書や職務経歴書等の応募書類を作成します。
応募書類を作成したら、アドバイザーの添削を受けましょう。
求人を出している事業所は、採用したい人物像を明確にしていることが多いです。
内部情報を把握しているアドバイザーからの添削を受けることにより、書類選考に通過する確率が高くなります。
書類は、自分ではしっかりと書けていると思っても、他の人に見てもらうことで自分では気が付かなかったことに気が付けることもあります。
あなたの希望に合った事業所で働けるように、アドバイザーの添削をぜひ受けるようにしましょう。
【 4 】面接対策・面接
書類選考に通ると、面接になります。
面接の前には、面接で採用されるための対策をしっかりとしておきましょう。
面接で聞かれることが多い内容には、次のようなものがあります。
- 前職での経験
- 転職理由・志望動機
- 残業や夜勤への対応は可能か
- 長く勤務する意思はあるか
上記の内容をもとに、採用担当者に良い印象を与えられる回答を考えておきましょう。
書類選考のときと同様、内部情報に詳しいアドバイザーに相談し、アドバイスをもらいましょう。
【 5 】内定
面接を通過すると内定となります。
内定が決まると、アドバイザーに内定通知の連絡がきます。
内定通知の連絡が入ったときに事業所との条件交渉がありますが、アドバイザーが代行してくれます。
労働条件の希望がある場合には、事前にアドバイザーに伝えておきましょう。
入職後は、求人票の条件と実際の労働条件に相違がないか等をアドバイザーが聞き取りしてくれます。
聞き取りの内容は採用された事業所に伝わることはありません。
実際に働き始めて条件の相違や不満があった場合は、正直にアドバイザーに伝えましょう。
介護職の転職を成功させるポイント
介護職の転職を成功させるためには、次の7つのポイントを押さえましょう。
転職成功のポイント
- 働く条件を明確にする
- 事前に職場見学をする
- 資格取得フォローや教育体制が整っているか確認する
- 人手が足りているか確認する
- 転職理由・志望動機を明確にする
- 履歴書の志望動機の書き方を工夫する
- 求人先施設の口コミ・評判を調べる
以上7つのポイントを確認しながら転職活動を進めましょう。
【 1 】働く条件を明確にする
- あなたがどのような条件で働きたいのか
- あなたが働きたい事業所はどのような場所なのか
という労働条件は、職場見学や応募前に明確にしておきましょう。
具体的なポイントを知りたい人は、以下の項目を参考にしてください。
働く条件チェックポイント
- 通いやすさ
- 給与や賞与
- 福利厚生
- 職場の雰囲気
- 資格取得制度
- 研修制度
- 有給取得率
- 土日休み
- 雇用形態 など
人は、新しいものは「なんとなく良い」と感じてしまう生き物です。
あなたの希望を明確にしないまま職場見学や応募をしてしまうと、今いる職場との違いに「この職場ならいいかも」と考えてしまいます。
「なんとなく良い」と思って入職すると、「働き始めてみたら思っていた職場ではなかった」と後悔します。
転職に失敗して後から後悔することが無いよう、働く条件や働きたい職場像を最初に明確にしておきましょう。
【 2 】事前に職場見学をする
良い求人を見つけたら、応募の前に職場見学をしましょう。
- どのような利用者がいるか
- 職場はどのような雰囲気か
- 服装はどうか
- 休憩スペースはあるか
など、求人票では知ることができないことが多くあります。
良い求人を見つけたら、まずはアドバイザーに連絡をして事業所の見学をしたいと伝えましょう。
見学をさせてもらえない事業所があったときには、何かしらの問題を抱えている可能性があります。
求人票を見て「良いかも」と思っても、見学させてもらえない事業所は避けた方が良いでしょう。
見学を受け入れている事業所には、積極的に見学に行きましょう。
【 3 】資格取得フォローや教育体制が整っているか確認する
良い求人を見つけたら、応募前に教育体制や資格取得サポートが充実しているかも確認しましょう。
人手不足や教育体制が整っていない事業所に入職すると、
- いきなり一人で現場に入らされる
- 指導してもらえず放っておかれる
といった状況になります。
新しく入職した人の指導はもちろん、現在働いている人たちの研修がしっかりされている事業所は、良い事業所と言えます。
良い求人を見つけたら、応募する前に教育体制や資格取得サポート等の確認をしておきましょう。
【 4 】人手が足りているか確認する
良い求人を見つけたら、人手が足りているか確認することも大切です。
人手不足は過度な残業や休日出勤に繋がり、あなたが予定していたワークライフバランスが崩れる可能性があります。
とはいえ、「応募しようと考えている求人の職員数が分からない」という人も多いことでしょう。
アドバイザーに相談しても良いですし、厚生労働省の公式ホームページにある「介護事業所・生活関連情報」にも、各事業所の従業員数が掲載されています。
人手が足りているかどうかは、従業員数だけでなく利用者数も関係します。
従業員数だけを見るのではなく、利用者数も確認して比率を意識するようにしましょう。
【 5 】転職理由・志望動機を明確にする
履歴書の作成や面接で1番頭を悩ませるのは「転職理由」や「志望動機」ではないでしょうか。
事業所は、あなたが何を求めているか、そしてあなたが事業所にどのようなスキルを提供してくれるかを見ています。
転職理由や志望動機が整理されていない状態で応募しても、採用にはなりません。
多くの応募がある状況では、志望動機の不十分さで書類選考で不採用となってしまいます。
転職理由や志望動機がうまく整理できない人は、求人サイトを利用すると良いでしょう。
介護職の求人サイトは、転職理由や志望動機の整理もアドバイスしてくれます。
介護業界の知識をもったアドバイザーが相談にのってくれるため、あなたの転職活動の心強いサポートになりますよ。
転職理由や志望動機を考えるときには、次のようなポイントを意識しましょう。
転職理由:ポジティブな表現を使う
志望動機:事業所に自分が何を提供できるかを書く
転職理由を書くときには、ネガティブな表現ではなくポジティブな表現を使いましょう。
特に給与や人間関係を理由に転職を考えている人は、ネガティブな表現で転職理由を書いてしまうことが多いです。
給与や人間関係のことを書くにしても、ポジティブな表現で書くように意識しましょう。
志望動機は、「私を採用してもらえると、御社にはこのようなメリットがありますよ」と伝えることを意識してみましょう。
【 6 】履歴書の志望動機の書き方を工夫する
履歴書の作成サポートがない介護職の求人サイトで良い求人を見つけた場合には、自分で応募書類を作成しなくてはいけません。
作成する書類の中でも、特に履歴書の志望動機には頭を悩ませるのではないでしょうか。
求人を募集している事業所も、志望動機を重視しています。
履歴書の志望動機を書くときに大切なポイントは次の2つです。
- ポジティブな退職理由を書く
- 文章を書く順番を意識する
以上2点のポイントをおさえて履歴書を作成しましょう。
文章を書く順番は、具体的には次のようになります。
- 志望動機
- 前職の退職理由
- まとめ
上記の順番で書くことで、採用担当者に伝わりやすい内容になります。
内容が良くても文章の順番を間違えると読みにくく、相手に思いが伝わらなくなってしまいます。
文章の順番もしっかりと意識して書きましょう・。
【 7 】求人先施設の口コミ・評判を調べる
応募したい求人を見つけたら、求人先の口コミや評判を調べておきましょう。
口コミや評判を調べておくことで、転職後のミスマッチを防げます。
介護職の求人サイトでは、求人先の内部情報を聞けるサービスもあります。
「職場の雰囲気」「給与体系」など、自分では聞きにくい情報も手に入れることができるため、活用するようにしましょう。
介護職の転職事情
介護職として転職活動をする中で、
- 同じ介護職の人の転職事情が気になる
- 他の人って転職のときどうしているのだろう?
という悩みを抱えている人もいることでしょう。
介護職の転職事情について、以下のような疑問・質問がよく見られます。
- 転職理由・志望動機
- 転職に有利なタイミング
- 平均転職回数
- おすすめの介護施設
1つずつ見ていきましょう。
【 1 】転職理由・志望動機
まず紹介するのは、「転職理由・志望動機はどのような内容が良いか」という疑問です。
介護職の志望動機として必要な内容は次の2つです。
- あなたの人柄が分かる内容
- 仕事に対するやる気が伝わる内容
介護職は専門職のため、介護技術は必要です。
しかし介護業界では「スキルは仕事をしていく中で身につくもの」と考えられています。
ある程度のスキルは誰でも身についていくものとして考えているため、採用するときに事業所が重視したいのは人柄です。
介護労働安定センターが毎年実施している「介護労働実態調査」の令和4年度データでも、「直前職(介護関係の仕事)をやめた理由」では「職場の人間関係に問題があったため」が27.5%で最も多いです。
転職活動をしている人からすれば、「人柄が良くてもスキルがないから採用されないのではないか?」と不安だと思います。
しかし事業所としては、スキルがあっても人柄が良くない人を採用してしまうと、多くの退職者を出す可能性があり結果として損をしてしまいます。
経験が少なくあなたが持つスキルに自信がなかったとしても、人柄の良さをアピールすることで採用率は高くなります。
転職理由や志望動機には、あなたの人柄の良さと仕事への情熱をしっかりと書き入れましょう。
【 2 】転職に有利なタイミングは?
続いては、「転職に有利なタイミングはいつか?」という疑問です。
介護職の求人はいつでも多く出回っているため、いつ転職活動を始めても問題ありません。
一般的な企業では、年度初めの4月頃が多く求人が出る時期とされています。
実際に現場で働いていた経験からすると、夏や冬のボーナス後に退職される人が多いです。
冬のボーナスは支給率が高くなることが多く、冬の賞与を満額もらってから退職する人も多く見られます。
年間を通してボーナス後は新しい求人が出る可能性が高いでしょう。
とはいえ、介護業界は慢性的な人材不足とされているため、年間を通して多くの求人が掲載されています。
【 3 】平均転職回数は?
次に「介護職の平均的な転職回数は?」という疑問です。
介護職の転職回数については参考になるような良い統計データがありません。
2010年に『公益財団法人 家計経済研究所』の次席研究員である坂口尚文氏が発表した論文によると、介護職の転職回数はおおよそ4~5年につき1回程度とされています。
特に介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を有している人の転職回数がやや多いです。
>>
介護職に限定せず一般的な採用の現場では、20代で3~4回以上、30代で4~5回以上の転職をしている場合は、転職回数が多いと判断されることがあるようです。
とはいえ介護業界が慢性的な人材不足であることや、様々な事業所での経験が糧になっていると判断されることもあり、転職回数が多いからという理由だけでは不利にならないケースが増えています。
短期間での転職を繰り返している場合は注意が必要ですが、数年単位での転職であれば気にし過ぎずに転職活動を進めていきましょう。
【 4 】おすすめの介護施設は?
最後は「介護職におすすめの介護施設はどこか」という疑問です。
介護職が働く現場には次のような施設があります。
- 特別養護老人ホーム
- 有料老人ホーム
- 介護老人保健施設(老健)
- サービス付き高齢者住宅(サ高住)
- グループホーム
- デイサービス
- 訪問介護事業所
- 病院
上記の職場には、それぞれの特徴があります。
あなたのキャリアプランに合った職場を選ぶようにしましょう。
たとえば、「経験が豊富な人」や「夜勤をやりたい人」、「初心者でも一気に介護技術を高めたい人」は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、病院などが良いでしょう。
一方で「技術に自信がない人」や「ゆっくり技術を高めたい人」はデイサービスや訪問介護事業所、サービス付き高齢者住宅などが良いでしょう。
そして「認知症に特化した支援をしたい人」はグループホームがおすすめです。
有料老人ホームは様々な施設があるので、求人票を良く見て判断されると良いでしょう。
介護職の求人サイトに関するQ&A
介護職の転職活動に関する疑問をQ&A形式でまとめました。
よくある疑問・質問
- 介護職は人間関係が悪い?
- 40代・50代未経験での介護職は可能?
- 介護職の資格が無くても求人サイトは利用できる?
- 転職相談や情報収集だけでも介護職求人サイトに登録していい?
- 介護職転職に役立つ資格は?
- 介護転職の履歴書の書き方は?
- 介護職はブランクがあっても復職できる?
- 介護職求人サイトの退会方法は?
介護職の転職に関する疑問は、求人サイトを利用する前に解決しておきましょう。
事前に疑問を解決しておくことで、より良い転職活動が実現されます。
【 1 】介護職は人間関係が悪い?
介護職は「人間関係が悪い」というイメージがあり、実際に人間関係を理由に退職する人がいることも事実です。
しかし介護労働安定センターが毎年実施している「介護労働実態調査」の令和4年度データよれば、「職場の人間関係、コミュニケーション」では満足が20.5%、やや満足が28.6%と、49.1%の人が満足していると回答しています。
満足しているわけでも不満なわけでもない、いわゆる「普通」と回答した人は35.7%います。
つまり、「現在の職場の人間関係に不満はない」という人が80%以上いるわけです。
退職や転職した人の理由に「人間関係が悪いから」という内容が多くあるため、一見すると介護職は劣悪な人間関係の中で働いていると思われがちです。
しかし実際は職種全体で人間関係が悪いわけではないため、心配する必要はありません。
【 2 】40代・50代未経験での介護職は可能?
介護職は40代・50代の未経験でも始められる職種です。
とはいえ条件が良い求人は競争率も高くなります。
未経験からできる好条件の求人を探している人は、積極的にアドバイザーを活用しましょう。
資格取得が目指せる求人サイトの利用もおすすめです。
【 3 】介護職の資格が無くても求人サイトは利用できる?
介護職の求人サイトは、資格が無くても利用できます。
介護職は無資格でも働ける職種だからです。
介護職の求人サイトの中には、無料で資格を取得できる制度を取り入れているところもあります。
未経験や無資格の人を多く採用している求人もあるため、積極的に利用しましょう。
求人サイトを利用するときには、
- 未経験・無資格の求人特集があるか
- 資格取得支援制度があるか
など、求人サイトの特徴を確認してから
利用する求人サイトを決めると良いでしょう。
【 4 】転職相談や情報収集だけでも介護職求人サイトに登録していい?
介護職の求人サイトは、転職相談や情報収集だけでも利用できます。
求人サイトに登録するとアドバイザーから連絡が来るため、転職相談や情報収集をしたいことを伝えましょう。
アドバイザーにしっかりと伝えないと、次から次へと求人を紹介され思わぬ転職に繋がってしまうこともあります。
- 転職について悩んでいるから相談したい
- どのような求人があるか情報収集したい
という人も求人サイトの利用はおすすめです。
【 5 】介護職転職に役立つ資格は?
介護職の転職に役立つ資格には次のようなものがあります。
介護資格の例
- 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級相当)
- 介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級、介護職員基礎研修相当)
- 介護福祉士(国家資格)
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
- 社会福祉士
- 認知症ケア専門士 など
介護現場で活躍できる資格はまだありますが、代表的なものを挙げました。
無資格の人は、まずは介護職員初任者研修を終えると転職を有利に進められます。
働きながら取得を目指せる求人サイトもあるため、資格取得を目指す人はチェックしておきましょう。
【 6 】介護転職の履歴書の書き方は?
介護職の転職では、介護技術よりも人柄や仕事に対する情熱が高く評価されることが多いです。
履歴書を記入するときには、
- コミュニケーション能力に関することや経験
- 継続してきたこと など
を記入すると良いでしょう。
介護に関する資格はもちろん、他にもこれまで取得した資格を記載しておくことで、「自己研鑚ができる人」と評価してもらえる可能性もあります。
忘れずに記載しましょう。
【 7 】介護職はブランクがあっても復職できる?
介護職はブランクがあっても復職できます。
介護職は無資格・未経験でも働ける職種です。
事業所からすると、ブランクがあっても経験がある人は嬉しいわけです。
介護職の求人サイトによっては、ブランクがある人の特集があることも。
求人に「ブランクがあってもOK!」と記載があることもあります。
各求人サイトをチェックし、ブランクがあっても応募できる求人を見つけましょう。
【 8 】介護職求人サイトの退会方法は?
介護職の求人サイトの退会方法は、求人サイトによって様々です。
ほとんどの場合は、以下の方法で退会できます。
- アドバイザーに電話やメールで退会の意思を伝える
- 公式サイトから退会手続きをする
求人サイトによって退会方法の細かい部分が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
人気の介護職求人サイトを比較して適切なサービスを利用しよう
今回は介護職の求人サイトをおすすめのランキング形式で紹介しました。
求人サイトにより特徴は様々であり、サービスの内容も異なります。
あなたに合う求人サイトを見つけることから始めましょう。
この記事を参考にしながら、あなたの転職活動を成功させるための求人サイトを見つけてくださいね。