介護職の必須アイテムの1つがボールペンです。
介護職として働くことになって「ボールペンを持って来てください」と言われた人や、介護職として働いていて「どんなボールペンが良いのかな?」と悩んでいる人もいることでしょう。
そこで今回は「ボールペンは介護職の必須アイテム|おすすめは3色ボールペン」というテーマでお話をしていきます。
ポイント
- 介護職はなぜボールペンが必要なのか
- 介護職におすすめのボールペンは何か
それでは早速みていきましょう。
ボールペンは介護職の必須アイテム
介護職にはボールペンが必須アイテムとなっています。
主な使い道は次の2つです。
ポイント
- 介護記録を書くときに利用する
- 仕事中のメモを取るときに使用する
このように、介護職にはボールペンを使う場面が必ずあります。
介護職は体を使った仕事のようなイメージがありますが、実は結構書類仕事が多い職種なのです。
それでは、介護職がボールペンを使う場面について詳しくみていきましょう。
【1】介護記録を書くときに使用する
介護職の主な仕事の1つに「介護記録を書く」という仕事があります。
介護記録とは、ご利用者の日々の様子を専用の用紙に記録しておくものです。
たとえば、食事の様子とか、トイレの様子とか、入浴の様子などです。
介護記録は改ざんできないようにボールペンを使用して書くことになっています。
介護記録は毎日のように書くことがあり、その度にボールペンを使用しますから、介護職にとってボールペンは必須アイテムだということができます。
【2】仕事中のメモを取るときに使用する
介護職は介護記録という仕事があることはお伝えしましたが、介護職は実際にご入用者に対する時間が長いので、なかなか介護記録を書くことに時間が取れません。
しかし、勤務時間のどこかでタイミングを見つけて介護記録を必要があります。
そこで介護職が取る行動は、「メモを取る」ということです。
介護記録を書くときだけボールペンを使用するのであれば、介護職がボールペンを持ち歩く必要もないのですが、介護記録を書くような出来事が起きたときにその場ですぐ書けないので、メモを残しておいて後から書くようにします。
そのため、介護職は1人1本のボールペンを持っていて、すぐにメモを取れるようにしています。
このように、介護職にとってボールペンは必須アイテムになっています。
介護職はシャーペン付き3色ボールペンがおすすめ
介護職にボールペンは必須ですが、どのようなボールペンがおすすめなのでしょうか。
おすすめは、シャーペン付きの3色ボールペンです。
3色以上であれば良いです。
ボールペンは介護記録を書くときに使用すると紹介しましたが、介護記録を書くときに黒だけではなくて赤や青を用いて書くようにしている職場もあります。
実際に、私が働いている職場ではケアプランに関することは青とか、ショートステイの人の日勤帯は黒、夜勤帯は赤で書くというように指定されています。
私が働いている施設のように、赤や黒以外の色を使うこともあるので3色ボールペンはおすすめです。
また、最初のうちは介護記録を1回で上手に書くことができないので、下書きができるようにシャーペンがついていると便利です。
では、おすすめの3色ボールペンを紹介しておきます。
【1】Dr.グリップ
介護職におすすめの3色ボールペンの1つ目はDr.グリップです。
私はDr.グリップの4色を使用していますが、書き心地がとても良いです。
Dr.グリップが書き心地が良い理由は、低粘度のアクロインキを使用しているからです。
ボールペンの芯は粘度がありペンの先にインクが溜まってしまうことが多いですが、アクロインキは低粘度のためインクが玉になることがほとんどありません。
スラスラ書けて使い心地抜群なので、3色ボールペンの中でもおすすめのアイテムです。
【2】ジェットストリーム
介護職におすすめのボールペンの2つ目はジェットストリームです。
ジェットストリームは、3色ボールペンを愛用している人のほとんどが持っている人気アイテムです。
私の職場でも、多くの職員がジェットストリームを使用しています。
私自身も使用したことがありますが、Dr.グリップに劣らない書き心地の良さがあります。
ジェットストリームは本当に多くの人が使ってしますから、他の人と同じのは嫌だという人や、自分と他人のボールペンの区別がつかなくなりそうな人はDr.グリップの方が良いかもしれませんね。
介護職がボールペンを使う上で気をつけたいこと
介護職がボールペンを使用する上で気をつけてほしいことが3つあります。
ポイント
- 胸ポケットに入れて介助してはいけない
- 人気のボールペンは他の人と区別ができなくなる
- 消せるボールペンは使用しない
ボールペンは介護職の必須アイテムではありますが、使用には充分に注意する必要があります。
ボールペンを持つ上での注意点も一緒に知っておきましょう。
【1】胸ポケットに入れて介助してはいけない
介護職がボールペンを使う上で注意していただきたいことの1つ目は、胸ポケットに入れてご利用者を介助してはいけないということです。
理由は、ご利用者にケガをさせてしまう場合があるからです。
たとえば、車椅子からベッドへ移る移乗介助をするときに、職員がご利用者を抱えようとすると、ボールペンがご利用者の顔に当たってしまうことがあります。
または、職員が腰を曲げて下を向いたときに胸ポケットから落ちてご利用者に当たってしまう可能性もあります。
このように、ボールペンを胸ポケットに入れたまま介助すると、ご利用者にケガをさせてしまう可能性があるので気をつけましょう。
【2】人気のボールペンは他の人と区別ができなくなる
繰り返しになってしまいますが、介護職の多くがジェットストリームを使用しています。
このように、多くの人が使っているものは自分のものと他人のものが区別しにくくなります。
自分のボールペンと他人のボールペンが区別できるように、テプラで名前をつけている人もいるくらいです。
ジェットストリームは使いやすくてデザインも良いので、他の人と混ざる可能性を考えると名前入りで購入するのが良い方法かもしれませんね。
人気のボールペンを使うと他の人のボールペンと区別がつかなくなってしまうので、名前をつける等の工夫をして気をつけましょう。
【3】消せるボールペンは使用しない
3色ボールペンの中には、フリクションのように消せるボールペンがあります。
介護職は介護記録を書くときにボールペンをよく使用すると紹介しましたが、介護記録は公的な文書になるので消せるボールペンの使用は禁止されています。
介護記録は半永久的に保存しておく必要があるため、簡単に消える可能性のあるボールペンの使用はできません。
フリクションのような消せるボールペンは手帳等に使うには便利ですが、介護記録を書くには不向きですので使用は避けましょう。
まとめ:介護職なら名前入りの3色ボールペンは必須アイテム
今回は「ボールペンは介護職の必須アイテム|おすすめは3色ボールペン」についてお話をしてきました。
この記事で紹介した内容を最後にまとめておきます。
まとめ
介護職がボールペンを使う主な場面は2つ
- 介護記録を書くとき
- 仕事中のメモを取るとき
介護職におすすめのシャーペン付き3色ボールペン
- Dr.グリップ
- ジェットストリーム
介護職がボールペンを使う上で気をつけたいこと
- 胸ポケットに入れて介助してはいけない
- 人気のボールペンは他の人と区別ができなくなる
- 消せるボールペンは使用しない
介護職にとってボールペンは必須アイテムですし、1日の中で使用する機会も多いです。
お気に入りのボールペンを1つ持っておくと、仕事への意欲にも繋がることがあります。
ぜひ、あなたにぴったりなボールペンを見つけてみてくださいね。