辞めたい

介護職を辞める3つのタイミング|退職前に準備しておくことも紹介

 

介護職は離職率の高い仕事です。

 

現在、介護の現場で一生懸命お仕事をされている人の中にも、「辞めたいな…」と思っている人は大勢いることでしょう。

 

しかし、「辞めたいとは思うけど、いったいどのタイミングで辞めるのが良いんだろう…」と悩んでいる人もいると思います。

 

そこで今回は、「介護職を辞めるための3つのタイミングと事前に準備しておくこと」を紹介していきます。

 

こんな方におすすめ

  • 介護職を辞めたいけどタイミングが分からない人
  • 介護職を辞める前に準備しておくことが知りたい人

 

 

それでは早速みていきましょう。

 

介護職を辞める3つのタイミング

仕事から逃げる人

 

介護職辞めるときには、3つのタイミングがあります。

 

「介護職辞めたいけど、タイミングが分からない」という人は、次の3つのタイミングを参考にしてくださいね。

 

ポイント

  • ボーナスが支給された後
  • 年度の区切り
  • 体に不調が出てしまったとき

 

この3つが、辞めるときのタイミングです。

それでは1つずつみていきましょう。

 

【1】ボーナスが支給された後

介護職を辞めたいと思っている人が辞めるタイミングの1つ目はボーナスが支給された後です。

 

常勤職員で介護職として働いている人は、ボーナスが支給されていると思います。

 

一般的には、6月と12月の年2回支給されるところが多いですが、年1回のところや、もしかしたら年3回なんて場所もあるかもしれないですね。

 

ボーナスが支給された後に辞める人は結構多いです。

 

まあ、「貰えるものを貰ってから辞めよう」ということですね。

 

ここで注意してほしいことが1つあります。

 

注意ポイント

ボーナスをもらった後最低でも1ヶ月は空けてから辞める

 

たとえば、ボーナスを6月15日に貰ったとします。

 

その瞬間に「今月いっぱいで辞めます」はやめておきましょう。

 

ボーナスを貰ってから辞めようと思っている人も、事前に就業規則を読んでおきましょう。

 

就業規則には退職に関する規則が書かれていて、「1ヶ月前には…」とか「3ヶ月前には…」といった決まりが書かれています。

 

その規則は守って辞めるようにしましょう。

 

「じゃあ、ボーナスをもらう日から逆算して事前に辞めることを伝えれば良いんだ」

 

こんな風に考える人もいるかもしれません。

 

この方法だと、ボーナスが支給されない可能性があります。

 

ボーナスの支払いに関しては、労働基準法上では明確な記載がないためです。

 

ただし、就業規則や労働条件等にボーナスに関する記載がある場合は「賃金」とみなされるので支給されないことを問題にすることができる可能性も出てきます。

 

ボーナスをもらった瞬間に辞めようと思っている人は、就業規則等に賞与に関してどのような取り決めになっているかを確認しておくことが必要です。

 

ボーナスをもらった後というのは1つの辞めるタイミングではありますが、ボーナスをもらった後に退職の希望を伝え、それから1〜3ヶ月後に退職というのが理想的といえます。

 

【2】年度の区切り

介護職を辞めたいと思っている人が辞めるタイミングの2つ目は、年度の区切りです。

 

先ほどのボーナスの話と絡めると、12月の賞与をもらって退職の意思を伝えて3ヶ月後がちょうど年度の区切りですね。

 

そして、年度が切り替わることで職場としても新体制を考える時期でもあるのでちょうど良いでしょう。

 

また、あなた自身も「今の職場を退職して4月から心機一転新しい職場で働くぞ」と次の仕事へのモチベーションになるのではないでしょうか。

 

4月からであれば、満額ではないにしても次の職場でも6月のボーナスが支給される可能性もあります。

 

つまり、年度の区切りで辞めるというのは1つの良いタイミングであるといえます。

 

【3】体に不調が出てしまったとき

介護職を辞めたいと感じている人の辞めるタイミングの3つ目は、体に不調が出てしまったときです。

 

この3つ目のタイミングに関しては、前の2つとは大きく異なります。

 

体に不調が出てしまったときは、その瞬間に辞めた方が良いです。

 

もし通院が必要な状況であれば、病院で「診断書」をもらって職場に提出しましょう。

 

休職するという手も1つですが、その職場にはあなたが体調を崩す原因があった可能性もあります。

 

退職して休養をしたり、働く環境を変えたりすることが大切です。

 

体に不調が出てしまったときは、退職する1つのタイミングだと思っておきましょう。

 

介護職を辞める前に準備しておくこと

 

介護職を辞めると決めたときには、事前に準備しておくことがあります。

 

それは次の3つです。

 

ポイント

  • 上司に退職したいことを伝える
  • 退職届を作成して提出する
  • 業務の引き継ぎを行う

 

この3つの手順を踏まないと、辞めるときに今まで一緒に頑張ってきた仲間にも迷惑がかかってしまいます。

 

それでは1つずつみていきましょう。

 

【1】上司に退職したいことを伝える

辞めると決めたら、まずは上司に退職したいことを伝えるようにしましょう。

 

上司に伝えるときは、「いつ辞めるのか」ということを明確に伝えます。

 

先ほども書きましたが、退職については就業規則に決まりが明記されています。

 

就業規則に「2週間前」と書かれていれば、その規則に則っても良いと思います。

 

しかし、遅くても退職を希望する日の1ヶ月前には言った方が良いでしょう。

 

この後説明する、退職届の作成や業務の引き継ぎ等もありますので、1ヶ月以上猶予を持った方が自分のためにもなります。

 

まずは、就業規則を確認して遅くても1ヶ月前には上司に退職の意思を伝えましょう。

 

もちろん、就業規則で「2ヶ月前」や「3ヶ月前」と明記されていれば、その規則に準じた期間で退職の意思を表明しましょう。

 

【2】退職届を作成して提出する

上司に退職の意思を伝えたら、退職届を作成して提出するという手続きをします。

 

職場によっては所定の書式を用意している場合もあるので、指定の書式があれば上司から貰って書くようにしましょう。

 

退職届」と「退職願」がありますが、「退職願」は「退職させていただけませんか?」というお伺いをたてる書類です。

 

つまり、「退職願」は会社からダメと言われたら退職できないということになります。

 

それに対して「退職届」は、「退職します」と名言する書類です。

 

労働者は、民法上一方的な意思で労働契約を解消することができることになっていますが、そのため出すのが退職届です。

 

実は、退職願や退職届を提出する義務はないので口頭でも良いことになっていますが、証拠を残すためにも退職届を作成しましょう。

 

退職の意思を伝えて書類を提出する際は「退職届」を出すようにしましょう。

 

【3】業務の引き継ぎを行う

退職することを上司に伝え、退職届が受理されたら退職することが決まります。

 

退職日までに業務の引き継ぎを行いましょう。

 

たとえば、担当している利用者のこと、委員会や任されていた業務のことなどを、次に担当してくれる人が困らないように引き継いでおきましょう。

 

まとめ:介護職を辞めると決めたら準備をしっかりしよう

 

今回は「介護職を辞める3つのタイミング|退職前に準備しておくことも紹介」という内容でお話をしてきました。

 

大切なことなので、この記事でお話してきたことを最後にまとめておきます。

 

まとめ

介護職を辞めるための3つのタイミング

  • ボーナスが支給された後
  • 年度の区切り
  • 体に不調が出てしまったとき

介護職を辞める前に準備しておくこと

  • 上司に退職したいことを伝える
  • 退職届を作成して提出する
  • 業務の引き継ぎを行う

 

介護職を辞めると決めたら、まずはどのタイミングで辞めるのかを決めましょう。

 

そして、そのタイミングで辞めるためにはいつ上司に伝えないといけないのかを就業規則等で確認しておきましょう。

 

上司に伝えて退職届の提出をして退職することが正式に決まったら、あなたが今までしていた仕事を他の人にしっかりと引き継ぎをして退職日を迎えるようにしてくださいね。

 

【まとめ】介護職を辞めるタイミングや方法|みんなが辞める理由は?

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