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【ブログ】英語学科を卒業した私が未経験で介護職になった理由

 

この記事を書いている私は、普通科の高校を卒業し、大学は英語学科を卒業しています。

 

それでも今、介護福祉士や介護支援専門員等の資格を取得して介護の現場で頑張っています。

 

今回は、

 

  • なぜ私は介護の仕事が未経験なのに介護職になったのか
  • なぜ私は今まで介護の仕事を続けてくることができたのか
  • これから未経験で介護職に挑戦してみようと思っている人へのアドバイスは何か

 

このようなことについて話をしてみようと思います。

 

これから介護の仕事に挑戦しようと思っている人の参考にしていただければ…と思っています。

 

こんな方におすすめ

  • 未経験でも介護職に挑戦してみようと思っている人
  • 未経験で介護職になった人の体験談を知りたい人
  • これから介護職を目指すために気をつけることが知りたい人

それではみていきましょう。

 

未経験で介護職になった理由

冒頭でもお伝えした通り、私は高校も大学も介護や福祉とは無縁の学校を卒業しています。

 

正直、「介護の仕事は絶対に無理」と思って生きてきました。

 

そんな私が未経験でも介護職になることになった経緯には、2つあります。

 

ポイント

  • 障碍者施設に不採用になり高齢者を勧められた
  • やってダメなら辞めようと思い切ったから

 

この2つについて、これから少しお話をさせてください。

 

【1】障碍者施設に不採用になり高齢者を勧められた

私は大学卒業後、実は約2年間をフリーターとして過ごしていました。

 

中学校から人間の心に少しだけ興味があったので、「心理カウンセラーの資格でも取ろうかな」と思い、「認定心理カウンセラー」と「上級心理カウンセラー」の2つの認定資格を取得することにしました。

 

資格取得後、「せっかく資格取ったから活かせる仕事をしよう」と思い、障碍者が就労するための訓練をする施設の面接を受けることにしました。

 

面接をしたその日のうちに不採用の連絡がありましたが、その施設の人から提案されたのは「高齢者施設で働いてみませんか?」ということでした。

 

これが私が高齢者施設で働くことになった1つのきっかけでした。

 

【2】やってダメなら辞めようと思い切った

さて、高齢者施設で働くことを提案された私ですが、先ほども言ったように「介護の仕事は絶対に無理」と思って過ごしてきました。

 

ではなぜ、介護の仕事をすることになったのか。

 

それは、「やってダメなら辞めよう」という気持ちで思い切って挑戦してみたということです。

 

今までの介護に対するイメージだけで「できる」「できない」を決めていたので、「本当にできない仕事なのかどうか、やれるだけやってみよう」と思い行動した結果が、今の私の介護職としての始まりになります。

 

今では、あのとき思い切って決断してみて良かったと思っています。

 

未経験でも介護職を続けてくることができた理由

未経験ながらに介護職になってみて、今でも介護の現場で働いています。

 

私がこれまで続けることができているには、3つの理由があります。

 

ポイント

  • デイサービスから始まったから
  • 目の前に助けが必要な人がいたから
  • 人間について学ぶことができるから

 

この3つが、今の私を作ったといっても良いかもしれないですね。

 

それでは、1つずつ話をしていきます。

 

【1】デイサービスから始まったから

私の介護職の始まりは「デイサービス」でした。

 

デイサービスの常勤介護職として採用してもらえることができました。

 

まったくの未経験であり、当時のヘルパー2級の資格すら取得していなかった私を常勤採用してもらうことができたのは、今でも感謝しかありません。

 

まあ、その分大変だったこともあったわけですが…。

 

私が当時勤めていたデイサービスは、定員25名の通常規模でした。

 

しかし、1日に利用するのは平均15名程度。

 

少ない日は10名に満たない日もありました。

 

平均介護度も低かったので、オムツ使用で通所してくる人も1週間に2人程度。

 

入浴も軽介助で済みました。

 

身体介護面での「大変さ」というのを感じることはあまりありませんでした。

 

特別養護老人ホーム等の重度の人が多くいるような施設で働いていたら、もしかしたら辞めてしまったかもしれません。

 

私の介護職としての始まりがデイサービスだったことは、介護職を続けてくることができた理由の1つになっています。

 

【2】目の前に助けが必要な人がいたから

私は、「人のトイレの手伝いなんて無理」という思いもあり、「介護なんて出来ない」と思って過ごしてきました。

 

あるとき、1人のご利用者のトイレの介助に入ることになりました。

 

その人は、車椅子を使用している人でしたが、手すりにつかまって立ち上がることはできました。

 

しかし、手すりから手を離すことはできません。

 

つまり、衣類を脱いだり着たりすることには「誰か」の手を借りるしかないのです。

 

そしてそこにいるのは、です。

 

一生懸命に手すりにつかまっているそのご利用者を目の当たりにした瞬間、私の中の何かが動き出したんです。

 

「あ、介護できる」

 

そのとき私は、そう強く感じました。

 

私が介護職として続けてこれたのは、このときの「目の前に助けが必要な人がいる」という強い思いです。

 

私たちにとっては、「トイレで用を足す」ということは簡単なことです。

 

しかし、トイレをすることに人の手が必要な人もいるのです。

 

人の手を借りることで、「できない」ことが「できる」ことになる。

 

こんなに素晴らしいことはありません。

 

目の前に助けが必要な人がいたというのが、私がこれまで介護の仕事を続けてくることができた1つの理由です。

 

【3】人間について学ぶことができるから

私がこれまで介護の仕事を続けてくることができた理由の3つ目は、人間について学ぶことができるからです。

 

介護の仕事には答えがないことが多いです。

 

その理由は、人間を相手にしているからです。

 

人間の体には、まだまだ解明されていないことがたくさんあります。

 

そして、小学校、中学校、高校と教育を受けてきているはずなのに、きっと国語や算数より人間のことを知らない。

 

私は元々心理学にも興味を持つくらいなので、人間に興味があったんだと思います。

 

人間は、「生きて死ぬ」ということは皆平等です。

 

「人が老いること」を目の前で学ぶことができる。

 

何人、何百人の生き方を見ることができる。

 

これこそが本当の「人生経験」ではないでしょうか。

 

最近身にしみて思うことは、「どんなに年をとっても喧嘩はするし、いじめみたいなことはするし、人間て何歳になっても人間なんだな」と思います。

 

でも、色々な人生経験をされてきた皆さんなので、本当に素敵な笑顔をしていると思います。

 

少し話はそれましたが、人間について学ぶことができるというのが、私がこれまで介護職を続けてくることができた理由の1つです。

 

未経験でも介護職をしてみたい人へのアドバイス

ここまでは、私が介護職になったきっかけや今まで続けてくることができた理由について話をしてきました。

 

ここからは、これから未経験でも介護職をしてみたいという人へのアドバイスになるような話をします。

 

お伝えしたいことは2つです。

 

ポイント

  • 介助量の少ない施設から始める
  • 勉強は必須

 

それではみていきましょう。

 

【1】介助量の少ない施設から始める

これから未経験で介護職になってみようと思う人は、私のように介助量の少ない施設から始めることをおすすめします。

 

理由としては、まずは「介護職」という仕事に慣れることから始めるのが良いからです。

 

もう絶対どんな困難も乗り越えるくらい介護の仕事がしたいという人は、特別養護老人ホーム等の介護技術が一気に身に付くような施設で働くことをおすすめします。

 

しかし、「ちょっとやってみようかな」というような人は介助量の少ない施設からがおすすめです。

 

介助量が少ない可能性がある施設は、デイサービス、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム等があります。

 

もちろん、ここで紹介した施設も場所によっては介助量が多い施設もあります。

 

つまり、施設選びが重要ということですね。

 

未経験で介護職をしてみようと思う人は、介助量の少ない施設から始めてみることをおすすめします。

 

【2】勉強は必須

未経験で介護職をしてみようと思う人は、勉強は必須です。

 

これは未経験の人に限って言えることではないですが、未経験ならなおさらです。

 

基本的な知識から、経験を積んで資格を取得するための知識、そして人間力を高めるための勉強です。

 

介護職に必要なのは、介護に関する知識や技術はもちろんですが、もっとも必要なのは人間力です。

 

人を想う気持ち、自分を客観的に見られる力、状況を総合的に判断する力、色々な人間力が求められます。

 

人間力を高めるためには、学校のような勉強を始め、本を読むことや、色々な経験をすることです。

 

もちろん、思いっきり遊ぶこと、旅行に行くこと、綺麗な物や景色を見ることも必要です。

 

これから未経験で介護職をしようと考えている人は、たくさん勉強して、たくさん人生経験をして人間力を高めましょう。

 

まとめ:未経験で介護職になる人の施設選びは超重要

今回は、「英語学科を卒業した私が未経験で介護職になった理由」ということで話をしてきました。

 

話してきたことをまとめておきますね。

 

まとめ

未経験で介護職になった理由

  • 障碍者施設に不採用になり高齢者を勧められた
  • やってダメなら辞めようと思い切ったから

未経験でも介護職を続けてくることができた理由

  • デイサービスから始まったから
  • 目の前に助けが必要な人がいたから
  • 人間について学ぶことができるから

未経験でも介護職をしてみたい人へのアドバイス

  • 介助量の少ない施設から始める
  • 勉強は必須

 

最後のアドバイスのところでも言いましたが、未経験で介護職をしようと思っている人の施設選びは超重要です。

 

施設選び1つ間違えてしまうだけで、「仕事の大変さ」「給与の良さ」「人間関係」のすべてが悪い方向になってしまいます。

 

では、どうすれば施設選びに失敗しないのか…。

 

それは、あなたと施設を繋ぐ代理人に間に入っていただいて、あなたの心配事や希望を伝えることです。

 

そして、その代理人に施設を探してもらうことで失敗しない施設選びができます。

 

未経験の人を積極採用している施設を探してもらうこともできるので、未経験で介護職になる人は代理人の利用は絶対におすすめです。



 

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