「介護職って地獄だ」
そう思っているのは、あなただけではありません。
「この地獄から抜け出したい…」と、同じ介護職をしている多くの人が思っています。
この記事では、「介護職って地獄だ」と感じることと、「地獄から抜け出す方法」について紹介します。
介護職が地獄だと感じる3つの状況
介護職をしている人は、「本当介護職って地獄。オワタ」と思っている人がたくさんいますよね。
介護職が地獄と感じやすい状況について3つ紹介してみます。
介護職の3つの地獄
- 利用者や家族からの暴力やセクハラ
- 上司や先輩からのパワハラやいじめ
- 人材が不足している
この3つに関して悩んでいる人、毎日大変な想いをしている介護職がたくさんいます。
そして、この3つの地獄に悩まされるには原因があります。
地獄になる原因
- 利用者や家族からの暴力やセクハラ
→ 利用者からの暴力やセクハラに対応しない - 上司や先輩からのパワハラやいじめ
→ 上司や先輩はパワハラをしている自覚がない - 人材が不足している
→ 管理者が「人は足りている」と思っている
このように、問題に対応していない施設が多くあります。
今、今回の内容に該当する施設で働いている人は、「いつか変わるかもしれない」という期待を持っている人もいるかもしれません。
厳しい言葉かもしれませんが、あなたのために1つだけ言わせてください。
「その施設はいつまで経っても変わりません」
変わるべきはあなたです。
この記事を最後まで読んでいただいて、今より豊かな人生を過ごすために、明日を変える準備を始めませんか?
介護職の地獄【1】:利用者や家族からの暴力やセクハラ
介護の仕事といえば、「認知症ケア」がありますが、利用者からの暴力やセクハラというのは認知症ケアに限ったことではありません。
暴力やセクハラの具体的な内容としては、次のようなものがありますよね。
具体的な暴力
- 叩かれる(殴られる)
- 髪の毛を引っ張られる
- 噛み付かれる
具体的なセクハラ
- 胸やお尻を触られる
- 「○○させてよ」と性的な発言をされる
- 個人を指名してしつこく対応させようとする
このような暴力やセクハラが当然のように行われている施設がたくさんあります。
確かに認知症の人もいるので、自制心が働かずに行動してしまう場合もあります。
ここで問題なのは、次の2つのようなことではないでしょうか。
問題点
- 利用者だけではなく家族からも暴力やセクハラがあること
- 暴力やセクハラをする利用者や家族に対して施設が何も対応をしないこと
暴力やセクハラは、「認知症だからしょうがないよね。職員さん我慢して対応してね」という問題ではありません。
それは、「病気があるから人を殺してしまってもしょうがないよね」と言っているようなものです。
病気だろうと健康だろうと、「ダメなものはダメ」なんです。
そこを施設の管理者が理解してないと、「職員さん頑張ってね」と言い職員を精神的に追い込んでいくことになってしまいます。
今、このような施設で働いている人に知ってほしいことはたった1つです。
「利用者や家族の暴力やセクハラを良しとしない施設もたくさんある」ということです。
介護の施設はたくさんあります。
あなたが今の職場にしがみつかないといけない理由は何でしょうか。
もう、このような施設で身も心もすり減らすのは辞めませんか?
介護職の地獄【2】:上司や先輩からのパワハラやいじめ
介護の現場では、上司からのパワハラや先輩からのいじめといったことも起こります。
もしかすると、新人のような新しい職員がパワハラやいじめを受ける可能性が高いかもしれませんね。
上司がパワハラを起こしやすいのは、そもそも本人がパワハラをしていると気づいていないことが多いです。
そして、そのパワハラのせいで職員が減っていっていることも分かっていません。
自分のパワハラのせいで職員が減っているにも関わらず、「君たちが職員を辞めさせてる」みたいなことを平気で言ってきます。
こういった上司の存在は、あなたに地獄と感じさせる要因の1つになっています。
先輩からのいじめでは、主に「お局(おつぼね)」的な存在の人から受けることが多いです。
なぜお局的な存在の人は、新しい人や後輩をいじめるのか。
その理由は簡単です。
「できない自分を守るため」です。
新しい存在やできる後輩は怖いんですね。
自分と比較されて、自分の立場を危なくさせると思うから。
あなたに「この人は、自分を守るために必死なんだな。かわいそうに」と思う余裕があれば気にしなくて済むのかもしれませんが、普通はそのように思うことはできません。
「この人むかつく」というのが正直な気持ちですよね。
こういった先輩の存在も、あなたに地獄を感じさせる要因の1つになっています。
上司にせよ、先輩にせよ、厄介なのは本人たちに自覚がないことです。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉がありますね。
上司や先輩を変えることはできませんが、あなたの心の持ち方や、あなたがこれから選ぶ道は、あなた自身が選ぶことができます。
あなたはどのような未来を選びますか?
介護職の地獄【3】:人材が不足している
介護職が地獄を感じる原因として、人材が不足していることが挙げられます。
人材不足だと、とにかく毎日の業務が激務になります。
少ない人員での食事介助、入浴介助、排泄介助はとにかく体に負担がかかります。
夜勤を1人でやっているなんて施設もありますよね。
現代的な言葉を使用するなら「ワンオペ」ですね。
1人夜勤なんて信じられませんよね。
仮に自分の体調が急に悪くなって倒れたとしても、誰も気がついてくれません。
今1人夜勤をしているという人は考えてみてください。
ゾッとしませんか?
介護職の仕事のやりがいは、利用者の生き甲斐を支援することです。
入浴や排泄、食事の介助というのは三大介護と呼ばれていて大切な仕事ですが、生き甲斐を支えるための1つに過ぎません。
人材不足になってしまうと、生き甲斐支援をすることが出来ず、ただ日々の業務をこなすだけになります。
代わり映えの無い日常に、職員のキラキラした目は光を失っていきます。
そしていつの日か、「介護職って地獄じゃん」と感じるようになっていきます。
人材が不足していて職員の心に余裕がない施設は、さらに人材が不足したり大きな事故を起こしたりする可能性も高くなります。
「介護業界はどこも人材不足だからしょうがないよ」と思うかもしれません。
当然の気持ちだと思います。
でも、人手が充足している施設があることを知ってほしいです。
「人手不足なのはどこも同じだから、今の施設は地獄だけど諦めるか…」と思って我慢している人は、あなたの体と心を守るために「職員が充足している施設を探す」という行動をしてみてください。
まとめ:あなたが「介護職って地獄だ」と感じるのはその施設が原因
あなたは今、「介護職って地獄だな」って思いながら日々の業務を頑張っていることでしょう。
でも、この記事を読んでいただいて、「そうそう、うちの施設ってそういうところがあるから地獄に感じるんだよね」と思いつつ「あれ…もしかして介護の仕事をもっと楽しいと感じられる施設があるんじゃないか」と思いませんでしたか?
実は、今回紹介した「地獄」を感じない施設もあるんですよ。
「介護職は辛いもの」というイメージが世の中にはたくさんあります。
もちろん大変な仕事ではありますが、すべての施設で今回紹介したような地獄が待っているわけではありません。
では、あなたが働いている地獄の施設から抜け出す方法はあるのでしょうか…。
今の地獄から抜け出したいのであれば、転職以外の道はありません。
しかし、自分で転職先を探すとなると、次の施設が地獄ではないという情報をどのように得ることができますか?
たとえば、日頃から求人情報に目を通していれば「この施設はいつも求人が出ているな。きっとブラックに違いない」と判断できることでしょう。
しかし、自分でちゃんと運営されている施設を探すのは至難の業です。
確率の問題になってきます。
そこで活用してみていただきたいのが【かいご畑】という転職エージェントです。
転職エージェントは人材紹介のプロです。
その施設に入職した職員の定着率が良いか悪いかを把握しています。
そして、施設の口コミ情報なども持っています。
あなたが「この施設検討しているんですけど、評判どうですか?」といえば教えてくれますよ。
なぜ転職エージェントがあなたの味方をしてくれるのか。
それは、あなたが長く勤務することで施設から転職エージェントに謝礼が支払われるからです。
紹介する先がブラック施設で、あなたがすぐに辞めてしまう可能性が高かったら紹介しませんよね。
転職エージェントを利用すると、まず代理人から連絡がきます。
そういった代理人との面談や連絡など、手間に感じることもありますが、それも入職するまでの間です。
それまでの手間を面倒に思って自分で転職してしまい、結局その施設でまた地獄を味わうことになったらどうしますか?
それを思えば、入職する施設が決まるまでの手間を我慢すれば、「ああ、やっぱり転職して良かった」と思える日がやってきます。
転職して地獄から解放されたら、仕事やプライベートで、まずはどんなことをしてみたいですか?
\ 明日を変える1歩はここから /